A Juggler’s Tale


2時間も掛からず終わっちゃった。
こんなに早く終わってしまったら2時間ルールに抵触して返金されまくってるんじゃないかなと心配になる横スクロール・プラットフォームアクションゲーム。これもLIMBO系だけどホラー要素はほとんど全くないのが特徴。全体的にメルヘンでファンタジー。途中で唄パートもあって造りがミュージカル調で大変健全なゲームになってる。これならお子様に遊ばせて大丈夫。小学校低学年の女児向けゲーム。マジで。

Little Nightmare


LIMBOやINSIDEの後追いで出てきただけあってグラフィックはこっちのほうが質感好き。
全体的にプラットフォームアクション寄りなのかな。パズルを求められる場所は少なかったんで操作を誤らなければサクサクと進んで3時間程度で終わってしまった。ちょっとボリューム不足に感じるところはあったけど、無駄に引き延ばすよりはマシかなと。ちょっと足りないくらいが丁度いいというのは最近各所で感じてる。歳を取って、目一杯押しつけられることに「ちょっと待って、もういいから」と思うことが増えた。


お気に入りは料理人が出てくる第三チャプター。画面全部を使ったダイナミックな導線確保とシェフから隠れながら進む緩急をつけた進行で多分一番面白かった。操作導入に当たる第一チャプターに続けて応用とパズルを求められる第二チャプター。そしてこの第三チャプターで、最終チャプターは対決とエンディングという各パートにおいてテーマみたいなものがあったように感じた。ボリューム面では短いと感じるけどちゃんと各所にコンセプトがありシリーズ化されたのも納得のゲームでした。

Divinity:Dragon Commander


4XストラテジーとRTSと政治シミュレーターを悪魔合体させた意欲作。
やりたいことは分かる。だがちょっと待ってほしい。これ3つも混ぜる必要あった?
別に議会の意見がどう転ぼうと戦況に影響を及ぼさない内政パート、4Xストラテジーをやらせながら勝率が悪い条件でもドラゴン一発で盤面を引っくり返せるRTS部分。お互いがお互いの足を引っ張り合ってるようにしか感じられない。ゲームバランスはそんな感じなんで途中からは内政問題はもう適当に決めちゃえばいいやと思って、同性愛は法律で禁止するけどキャサリン将軍のレズビアン性癖は肯定するとか矛盾する判断だしまくり。それでも人間関係破綻することなくゲームとしては続いてしまうところにやっぱりモヤモヤしてしまう。


個人的にはRTS部分さえ面白ければ良かったんだけど、テクノロジーが揃ってくるとどんどんゲームが簡単になってしまう。特にボンバーバルーンの対地爆撃能力とインプファイターによる航空支援が優秀すぎて、こいつらをセットで運用して地上兵器の支援させてたら地上戦は大体丸く収まってしまう。まぁ、そのボンバーバルーンをアンロックするまでが長いんだけどね。

結局ストーリーのあるキャンペーンモードを一周したら満足してしまった。
政治ゲームとしては楽しかったけどRTSとしてはちょっとな、といった感じ。

SUPER TENNIS BLAST


何となく久しぶりに学生時代に打ち込んだテニスが懐かしくてテニスゲームを探して辿り着いたPC用テニスゲーム。
本当はマリオテニスみたいなのがやりたかったんだけどPCのテニスゲームはテニス選手マネジメントシミュレーターみたいゲームばかりで直接キャラクターを操作して遊べるゲームの選択肢が少なくて驚いた。あんまり需要ないのかしらと思う。結構面白いと思うんだけど…。

それはさておき錦織圭はいないけど大阪ナオミはいる。フェデラーとナダルとアガシがなぜか同じゲームの中で並んでいるという不思議なゲーム。各世代の中で有名選手を適当に集めてきたのかなぁ。
ゲームバランスは結構ガバガバなんで、一番簡単な難易度に設定してワールドツアーモードで遊んでいていても世界ランク50位くらいまで上がるとベリーイージーとは思えない強さの相手とトーナメント初戦から当たりまくる。
二回戦からアガシと直接対決とか絶対勝たせる気ないだろと。アガシの打ち込み馬鹿みたいに強すぎてウケる。
これがベリーイージーかよと。

Crysis Remastered

リリース当時ベンチマーク代わりの指標にされたゲームだったなぁ。
あの頃出たグラボは大体がこれでCrysisやるとxx fps出せるっていうのがゲーム系メディアのあるあるだった。本当に出たばかりの頃は当時のウルトラハイエンドでようやく最高グラフィックに手が届くっていう高根の花だった記憶がある。

思い出話はさておき、グラフィックすごいけどスペック足りないしなぁって思ってやってなかったこのゲームを最近になってやっと遊んでみた。何せ続編が3まで出てることも知らなかったし、それも全部リマスター版になって再販されているということも知らなかった。ただ1の通常版は10年前に買っていたので、今回なんと旧版所有者はたった150円でリマスター版を売ってくれるというセールに乗せられて…要はそう。乗せられて買ってしまったのだ、またしても。

旧版やればいーじゃんっていうツッコミは無しで。
たった150円でWindows10と最新版環境で動作保証されているという点だけ取っても買う価値はあったと思う。ジャングルの映像美は最新のゲームのグラフィックと比べても遜色ないのはやはり当時のクオリティの高さを裏付けている。それに比べて操作性はちょっと苦しいと思った。やはりダッシュに制限かけられているのは昨今のFPSをプレイした後だとフォローするのが難しい。それに敵NPCのAIが全員ホークアイ標準装備で長距離から一瞬でこちらの位置を見抜いてくるのはステルスゲーとしてはどうなんかと。
ただ潜入ルートも自由、乗り物の利用も自由、ステルスしてもいいし豪快に正面から撃ち合いしてもいいゲーム性は楽しかった、途中までは。

やはりエイリアンだね。
遺跡探索辺りからちょっと雲行き怪しくなりクライマックスは…賛否両論も已む無しだなぁ。
エンディングも尻切れトンボなところがあるし、映像は凄い!自由度は凄い!でもストーリーは…。
そんなゲーム。

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