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Divinity:Dragon Commander


4XストラテジーとRTSと政治シミュレーターを悪魔合体させた意欲作。
やりたいことは分かる。だがちょっと待ってほしい。これ3つも混ぜる必要あった?
別に議会の意見がどう転ぼうと戦況に影響を及ぼさない内政パート、4Xストラテジーをやらせながら勝率が悪い条件でもドラゴン一発で盤面を引っくり返せるRTS部分。お互いがお互いの足を引っ張り合ってるようにしか感じられない。ゲームバランスはそんな感じなんで途中からは内政問題はもう適当に決めちゃえばいいやと思って、同性愛は法律で禁止するけどキャサリン将軍のレズビアン性癖は肯定するとか矛盾する判断だしまくり。それでも人間関係破綻することなくゲームとしては続いてしまうところにやっぱりモヤモヤしてしまう。


個人的にはRTS部分さえ面白ければ良かったんだけど、テクノロジーが揃ってくるとどんどんゲームが簡単になってしまう。特にボンバーバルーンの対地爆撃能力とインプファイターによる航空支援が優秀すぎて、こいつらをセットで運用して地上兵器の支援させてたら地上戦は大体丸く収まってしまう。まぁ、そのボンバーバルーンをアンロックするまでが長いんだけどね。

結局ストーリーのあるキャンペーンモードを一周したら満足してしまった。
政治ゲームとしては楽しかったけどRTSとしてはちょっとな、といった感じ。

DivinityⅡ Developer’s Cut -Flames of Vengerance-復讐日記10


【おしまい】
支度が整ったらZandalorに話しかけて敵防衛網突破の作戦会議を始める。まずはZandalorが展開中のAlerothを覆うバリアをバーストさせて周囲を包囲しているDamianの軍勢を吹き飛ばす。一瞬のスキを突いて飛行船を発進させ、全軍でDamianの空中宮殿へと最後の突撃を仕掛けるということで話がまとまった。
ただし宮殿を守るようにBlack Ringの空中要塞群が展開しているので、ドラゴンナイトの私がドラゴンフォームへと変身して飛行船の防衛と突破口を開く役目を果たすこととなる。

なんか一番しんどい仕事振られた気がする…


Orobas Fjourdで攻略したFlying Fortressの比じゃない数の要塞群が展開してんだけどマジでこれ独りで突破しなきゃなんないの!?
しかもチャプターが始まると共にドラゴンフォームで戦うこととなるんだが、勝手にXY軸反転がONにされてるせいで操作がメチャクチャ。オプションからあれこれ触っても全然直らない。バグか!?こんなときにうぎゃあああぁぁぁと慌ててる間にウチの飛行船のライフゲージはあっという間に半分になってしまった。
なんなんだこのクソゲー!?と思いながら奮闘し、飛行船のライフがゼロになり一度ゲームオーバーにもなったが、どうにかこうにか規定のところまで船を進めることが出来てどうにかクリア扱いとなってくれた。

まさかドラゴンフォームになると逆に弱体化するとは…


でも護衛していた飛行船が最後は飛行モンスターの特攻を受けて推力を失い宮殿に墜落。船員諸共特攻みたいな恰好でDamianの空中宮殿を爆砕してしまった。ひょっとして私の知らない所で大量の爆薬を搭載していたのかもしれない。でもZandalorは船員たちの命とDamianの命をトレードするなんて言ってなかったし、なんでこんな大爆破が起きてしまったんだろう…。


ドラゴンフォームを解除すると、ほとんど吹き飛んで失われた宮殿の跡でついにYgernaと対峙することなる。爆炎と衝撃で大ダメージを受け、見ての通り炭化しつつもしぶとく生きているYgerenaに引導を渡すこととなる。どうやらDamianは別用でこの場にいないのが残念だが元々私の復讐は騙し討ちを謀ったYgerenaのほうにある。Damianの始末など復活したLucianに任せてしまえば良い。


これがこのゲームの本当のラスボス戦。
Lv45のYgernaは、クエストを全部やってデータを引き継ぎでFoVをスタートダッシュした私から見ても格上のレベルに当たる。一発一発の被弾ダメージがとんでもなく重く、即ライフポイントが半分まで減ってしまう。Ygerenaはキャスタータイプらしく近接攻撃はしてこないが魔法攻撃に当たると一発で600ほどダメージを受ける。普通に考えると非常に厳しい相手だ。

だが私にはLv13 Dual-WieldsとLv13Life Leechのスキルがある。フルパワーのBattle Rageを乗せた状態だとなんと私の攻撃力は2000を超えるのだ。Ygernaが15秒ほどかけて一発魔法を撃って600ダメージを与えたとしても、私はその間に10回はLife Leechのスキルを発動させるので一瞬でライフは全回復してしまう。

フハハハハハ
無駄無駄無駄ァ


今度こそ完全にYgernaの息の根を止めることに成功するとPlane of Hypnerotomachiaに封印されていたLucianが完全開放される。
Lucian→復活成功
Ygerna→殺害成功
Damian→生存
Behrlihn→封印継続
これってかなり良エンドを引いたのでは?残る問題はDamian唯一つ。あとはもうLucianにお任せでいい気がする。


復活したDivine LucianをAlerothの街の住人たちが歓迎で迎え入れてエンディング。
Lucianの隣には盟友Zandalorと…あれ…

お前Bellegarじゃん!!
なんでしれっとそこに立ってるの!!?

DivinityⅡ Developer’s Cut -Flames of Vengerance-復讐日記9


【裏切りは絶妙のタイミングで】
Champion Academyへ行き最下層に封印されているBehrlihnを解放するため門を潜ろうとするとまたしてもBellegarが邪魔をしてくる。
ここまで再三にわたって邪魔をしてくるが全く相手にならないので軽く蹴散らして書院の中へ入り、まずは屋内にいるスケルトンたちを倒していくと変わったヘルメットをゲット。この秘密の兜というアイテムを装備することで本来見えないものが見えるようになる。このヘルメットのギミックを駆使してこの書院内にある秘密を解いて、5つのオーブを集めるのが第一の仕事となる。


これってちょっと頭のおかしい医者の被ってたアレじゃねーか!


このエキセントリックなヘルメットを被るとこういう秘密の道や隠し通路の奥が見えるようになるので、各所に隠された5色のオーブをこれで集めて回る。


全てのオーブを集め終わると地下保管庫の前にある紋章の掘られた床に適切な色のオーブを適切な文様の紋章の位置に合わせてセットして回る。これまでのメインクエストで手に入れたBehrlihnの封印を解くための5つの手がかりで手に入れたクエストアイテムを詳細に見ることで何の色がどの文様と対になっているのか分かるようになっている。


保管庫の中に入るとまた現れるBellegar氏。そして最後の嫌がらせとして次々とVault Guardianを召喚して私にぶつけてくる。
しかし彼我の戦力差は圧倒的で大体3発当たれば死んでしまうので何匹召喚してこようがあっけない。ものすごい火力で召喚したVault Guardianを片っ端から倒してしまう私にドン引きしたBellegarは捨て台詞を吐いて逃げ出してしまった。私が逆の立場だったら嫌になるよ、これホント。


地下保管庫をさらに進んで行くと次々とVault Guardianの群れとカチ合うこととなるがこれも左クリックしてるだけでサクサクと倒していってしまう。10体くらいのmobの群れのど真ん中にrush attackで飛び込むと包囲から集中砲火を浴びて一瞬でライフポイントが半分まで削られてしまうんだが、攻撃を当てると次の瞬間即座に全回復してしまう…。
これ他の武器やスキル構成でやってる人は大変だろうなと思うダンジョンなんだが、ぶっ壊れスキルの脳筋ムーブが全てを解決してしまう。これでいいんか、このRPG。


最深部の封印の扉の前までついに到達すると再々々々々々々度登場するBellegar氏。
もう完全に見飽きたやり取りだが今回はもうBellegarに力で私を止める気はない。言葉を尽くして私に思い止まらせようと説得する方向でやってきたようだ。


私の目的に最終的に協力するなら話を聞かないわけではない旨を伝えると、Lucian復活のための力を貸してくれるらしい。無償で。

1.自らの復活と引き換えにLucian復活とYgerna討伐に協力してくれるBehrlihn
2.Behrlihn復活を止めてくれたらLucian復活に協力してくれるBellegar

うん、これは迷う余地ないね。


ごめんねBehrlihn
でも君のおかげでBellegarの協力を引き出せたよ
今までありがとう!
くやしいのうwww
くやしいのうwww

DivinityⅡ Developer’s Cut -Flames of Vengerance-復讐日記8


【レニロ街の殺人】
No Clothes Allowedという素敵なネーミングのパーティの話を聞きたくてマダム・イブのお店に入ると衛兵とマダムが受付の前で議論をしていた。二人の話を聞いていると、本日この館の室内で殺人事件が起きたのだという。被害者は複数いていずれも偶然泊まっていた旅行者だという。どの遺体も無残な殺され方をしていて犯人を捜す捜査が今先ほど始まったばかりのところだったようだ。

衛兵がマダムと話し終わったのを見計らって彼女に事情を尋ねるが彼女にも犯人が見当つかないと話していた。いずれの被害者もそれぞれに繋がりはなく、部屋の中や所持品を荒らされた形跡はないとのこと。金品目的の強盗でもなく、個人的な怨恨でもない無差別殺人によって店の評判がガタ落ちすることを懸念する彼女は、どうか出来るだけ早く犯人を見つけてほしいと助力を願い出てきた。見事この問題を解決してくれたら”特別なお礼”をしてくれるという。

それはすごく楽しみだ。
ぜひ手伝わせていただこう。


ROOM101の被害者はFolo氏。覚えているだろうか、Broken Valleyにおいて豚を救出せよというクエストがあったことを。あの依頼主が今回の被害者の一人であった。マダム曰く、彼は何の目的かは知らないが単身で宿に泊まって部屋に閉じこもっていたという。彼女が少し不可解に思ったのは、彼が一匹の豚を部屋の中にまで連れてきていることだった。

Folo…お前ついに豚とロマンスするようになっちゃってたのか…
お前の自宅にある豚の肖像や豚の詩が書かれた本を読んだ時からちょっとヤベェ奴だなとは思っていたけどついに一線越えちゃったか。

このことを奥さんが知ったらどう思うだろうか。いや、これ以上死者に鞭打つ必要はあるまい。


ROOM102には新婚夫婦がハネムーンで泊っていて不運にも惨劇の被害者となっていた。なんと部屋を訪れて被害者を確認するとかつてBroken Valleyで世話になった鍛冶屋のDerkとDana夫婦だった。彼らもBroken Valley VillageがDamianの軍勢に焼かれてここを訪れていたのだろうか。
何も知らないDerkは本当に不運だったと思う。
ただDanaについてはこれが天罰なのではないだろうかと思った。どうやったのかは分からないが、10年前Carlを誘導して殺させた男は元Danaの恋人だったはずなのだ。そうして用済みになったCarlを裏切って次の男に乗り換えた悪女Danaについては、私はこの結末が当然とも思えるので何ら心痛むことはない。
ただ何も知らないDerkが不憫であった。


ROOM103の被害者は貴族だが二人の私兵が国元から遺体引き取りの使者が訪れるまで部屋に誰も入れないよう見張っているため部屋に入れない。仕方がないので101号と102号の部屋で見つけた短剣と奇妙な肉片をマダムに見せて手がかりにならないか尋ねると、自分には分からないが知ってそうな者に心当たりがあると言って聖堂の兵士長と宿にいるネクロマンサーを紹介してくれた。

さっそく彼らのところへ赴いて短剣や肉片について尋ねると、これはアンデッドか死霊術に関わる者の仕業に違いないという確証が得られた。それをもってもう一度103号室に戻ってここまで分かった証拠を元に犯人についての推測を説明して、もう一度室内を調べさせてほしいと兵士たちに掛け合うと今度は許してくれることとなった。
室内の中央にはMichael氏の遺体が床に倒れ込んでいるが他に荒らされた形跡はない。ただベッド脇に謎の粉が置かれているのを発見してこれをマダムに見せると、こういうものなら薬師のシャネルが詳しいはずというアドバイスをしてくれたので今度はこれを持ってシャネルの店へ行く。


シャネルに103号室で見つかった粉を見せたところ、これは強力なポーションの作成に仕える妖精の粉という非常に珍しい素材で、この粉には何かを魔法的に覆い隠すのに都合がいい効用があるという。彼女はこの粉を使ってその効果を反転させる反妖精ポーションを作ることができると申し出てくれたので、さっそくそれを作成してもらうことにした。それを使えばあの部屋に隠された何かが浮かび上がるだろうとのこと。

マダム・イブの店に帰ってくると受付で独りマダムが震えていたので何事かと尋ねたら、化け物が現れて遺体を持ち去った上に103号室を守っていた兵士たちを殺していったという。今も屋内のどこかに化け物が潜んでいるかもしれないから直ちに化け物を退治してほしいと言われる。
101号室から順に全ての部屋をもう一度確認して回るとFoloたちの遺体が綺麗に消失していた。それぞれの部屋の床には遺体を引きずったような跡が103号室に向かって続いており、それを辿っていくと103号室にあったはずのMichael氏の遺体も消えている。


ここで先ほど受け取った反妖精のポーションを振りまいてみると魔法の効果が発動し、床に引きずられた血の線が再び現れた。それを辿っていくと隠しボタンが見つかり、これを操作したところベッドの下から隠し通路の入り口が顔を見せた。
この宿一体何のためにこんなギミックが仕込まれているんだろうという疑念はあったものの犯人と化け物を追って地下通路へと降り立つ。


地下通路に降り立つと私を解放してくれたBehrlihnの声が聞こえてくる。どうやらこの奥に彼の求めている”復活のための手がかり”の一つがあるらしい。
これがメインクエストの一つということが判明したので真面目に敵を倒しながら奥へ奥へと進んで行く。水路に沿ってスライムやスケルトン、そして最奥にいるアンデッドの下辺たちが行く手を阻むが二刀流で手あたり次第に殴ってるだけで手古摺る要素がない。


最深部まで到達するとJakeというアンデッドと対面することとなった。どうやらこいつがマダムの屋敷で起きた殺人事件の犯人らしい。少し話をしたがお互い交渉の余地はないので即座に戦闘に入るがいくら攻撃してもダメージが入らない。こいつ曰く死霊術の力で不死の肉体を得ているらしい。


Jakeの攻撃を避けながら何か突破の糸口がないかと大広間を逃げ回っているとポイント可能な墓標を発見したので触ってみる。すると地面から右手が、そして次に頭と胴体が這い出てくる。これは元はFoloだった者のゾンビらしく、豚のような悲鳴を上げろと言いながら襲い掛かってくるのでこれに反撃して倒すと中央の4つの青白い灯の一つが消えることを確認した。
これを見てこの大広間に隠されたギミックを解いてあの4つの灯を消すと、恐らくJakeの無敵化が解除されるという仕組みだと予想がついたので手当たり次第に弄れる場所がないか探して回る。その間もJakeの魔法攻撃は適宜飛んでくるのでこれを回避するのも欠かせない。


次にMichaelの墓標を作動させてゾンビ化した彼を撃破するとまた一つ灯が消えたことを確認した。

残りの二つがなかなか見つからず苦労したが、壁の飛び出たボタンを押すとDerkとDanaのゾンビが地面から這い出てくる。Dana諸共Derkを倒すと残りの2個の灯も消えてJakeの無敵化が解除されたのでもうこちらのもの。

亡きFoloとDerk、Danaの想いの籠った私の剣が光り輝いて(Battle Rage発動)Jakeを切り刻んで代理復讐完了。
Michael?すみません面識ない人はちょっと…。

遺体からBehrlihnが探してみた指輪を見つけてこれを回収して私の目的も達成。マダムの店の殺人事件の犯人も無事倒せてこれでクエスト完了だ。


全てが終わってこの地下水路から出ようとすると転移されBellegarの待つ空間へ連れてこられる。
実はもう既にこれで3回目なんだが毎度毎度BellegarがBehrlihnを復活させることに協力している私に説教してくる。今回も私の行いに大層ご立腹の様子で様々なモンスターを召喚して私にぶつけてくるので、Behrlihnと協力してこれらを撃退する。
Bellegarの言ってることを聞く限りでは彼の方が正義の側にいるような気がするんだが、今のところBehrlihnを裏切るような選択肢が出てこないのでこいつの指示通りに動くしかない。そもそも、それはHypnerotomachiaの空間でBehrlihnの交渉を呑んで封印を解いてもらった時点で分かっていた話だ。こいつは恐らく敵。敵だがLucianを復活させる見込みがあるのならこいつを使う。私は使えるものは何でも使うのだ。


犯人が判明し、そしてその殺人鬼は倒した。全て片付いたよとマダム・イブに伝えるととても喜んでくれた。
とても喜んでくれて報酬を弾んでくれた。
私こう見えてお金持ちなのよ!と嬉しそうに提示してくれたクエスト報酬は確かにリッチだった。

だが私が求めていたのはそれじゃない…。

“No Clothes Allowed”っていうパーティに行きたいんだけど!?

DivinityⅡ Developer’s Cut -Flames of Vengerance-復讐日記7


【オーバーキル】
Alerothの大市場の片隅で火葬が行われており、その燃やされている遺体の傍に幽霊が浮かんでいて話しかけることができる。彼は見えない手により不遇の死を遂げてしまい、その怨念が力となって成仏できず復讐の機会を得るため地上を彷徨っているという。ドラゴンナイトに力を貸してもらい我が復讐を成就したいというご依頼を承る。
今はメインクエストを進める必要があるのだが、どのクエストがメインクエストに繋がる枝のクエストになっているのか分からないので片っ端からクエストに取り掛かっていた最中だったし、単純な戦闘なら力試しに丁度いいので引き受けてみた。


さっそくCrow’s NestにあるCrowellの邸宅へお邪魔してCaracallaと合流。お化け屋敷のようなBGMが流れる邸宅の中を探索してCaracallaを殺害した心霊現象の手がかりを探して回る。


広い邸宅のあちこちに置かれている蝋燭を灯すと鍵が開いたり、隠しスイッチが現れてレバーのある隠し部屋が開くようになっているびっくりハウスを探索していくが敵らしい敵は出てこない。しかしあちこちに惨殺された戦士たちの遺体が転がって血だまりが広がっているのを見ると何者かがいるのは明白だ。
Caracallaは何も言わないが彼らはCaracallaに導かれて私と同じようにここを訪れた先達なのだろうか。一瞬Caracallaが裏切っていて私を何かの生贄に捧げようとしているのではないかという考えが浮かんだ。まぁ、いずれにせよ戦闘になるならウェルカムだ。


そうこう考えながら蝋燭を灯して回って、最奥の大広間まで辿り着くと突如入り口に魔法によるバリアが張られて出られなくなる。そしておどろおどろしい音楽と共に戦闘が始まって…

敵は見えないけどダメージだけ受けている!

適当に両手の武器を振り回すもダメージを与えている手ごたえはない。多分見えない敵なんだろうけど何かギミックがあるはず、と思って室内を逃げ回っていたらCaracallaが蝋燭を灯せとアドバイスしてくる。あ、そういうことか!と閃いて部屋の四隅にある4つの蝋燭を全て灯すとFleeting Wraithという敵が数体部屋の中を浮遊しながら私を追ってきているのが見えるようになった。
見えてしまえばもう最強Dual-Wieldsの敵ではない。通常攻撃を連打するだけで減っていたライフポイントはあっという間に回復し、Wraithたちはサクッと討伐完了。


全てのレイスたちを排除し終わったらCaracallaも満足してクエスト達成。これで思い残すことはなくHall of Echoesへと旅立てると言い改めて感謝の言葉を述べて消えていった。
めでたしめでたし。

さて、なぜこんなに戦闘がワンサイドゲームになってしまうのか。
そろそろこのぶっ壊れスキルであるDual-Wieldsの詳しい説明が必要だろう。


これが私の現在のキャラクター
Lv42
Vit90/Str100/Int33
というステータスになっており所持スキルは
Life Leech Lv13
Bleed Lv13
Dual-Wields Lv13
である。

バフを入れていない通常状態の攻撃力は二刀流だと物理攻撃力633-993+魔法攻撃力(123-221)という数値になる。

例えば同じキャラクターでTwo-Handed CombatのスキルをLv13にしたとして店売り物理最強のBlade of the Beheaderを装備すると以下のようになる。


物理攻撃力92-556+魔法攻撃力(180-202)

両手剣と二刀流のスキルは、最大強化時の補正においてこのように基礎攻撃力で換算するとほぼ二倍近い差が出る。
尚、Life Leechのスキルによって32%の確率で与ダメージの34%をライフポイントとして吸収する。
またBleedの効果として31%の確率で与ダメージの41%を4秒間に与えるDoTを加算する。

この二刀流をやっていると平均400-700のダメージが出ているので、この二刀流ビルドでprocが発動するとどういうことが起きるかというと
毎秒30%の確率で当たりを引くルーレットが回り続けアタリを引けば120~250くらいのライフポイントが即時回復されるという状態が継続することとなる。
ちなみに自分のキャラクターのライフポイントは約1000前後のゲームなので毎秒250回復されるというのがどれほど異常かは実演をせずともお判りいただけるだろうと思う。

そしてDeath Blow Lv13というパッシブスキルでクリティカル率が40%ほどに上昇している状態でBattle Rageのバフを使うとなんという事でしょう!
攻撃力が1400-2200になりました

あの…誰かこれ計算式バグってるって気付かなかったの?