HDD

 2TBのHDD二台注文したら48時間で届いた。年度末とは言えなんちゅー早さだ。

 1台は500GB:500GB:1Tでパーテーション切ってゲーム用に。早速SteamのインストーラをDLしてきて起動。アンインストール前に保存しておいたSteamのバックアップファイルを読み込んで、インストールしていたゲームを復元。別のHDDにコピーしておいたsteamappsのバックアップを丸ごと上書きコピーしたらセーブデータ等もまとめて復元完了。

 HDDのデフラグをしようとしかけて、身に覚えが無いのに毎週水曜24時から全HDDに自動デフラグのスケジューリングが組まれていたことが発覚した。どうやら初期設定らしい。気づかなかった。何してくれてるんだビルゲイツ。

HDDクラッシュ3

 一日かけてスキャンディスクをしてみたらかなり改善された。どうやらHDDメンテナンスを全くしなかったことが大事に至ったようだ。何とかスムーズなデータのコピーが出来るようになったので今の内にSteamのバックアップを取っている。今は安定しているが、画像の通り数値がずいぶんぶっ飛んだことになっているのでここらが潮時だろう。そういえば最後にスキャンディスクやデフラグをしたのはもう3、4年前になるんじゃないかと思う。PCを手に入れたばかりの頃は面白半分で週に一度くらいの頻度でやっていたが、効果が目に見えないのと逆にやりすぎによるHDDの磨耗こそが本体の寿命を縮める行為だと主張する人も多く、何が正しいのかわからず、そのうちHDDの容量肥大化に伴って掛かる時間も正比例して増大していったのがトドメとなって、まぁ要するに管理を諦めたわけだ。トラブルに陥って初めて分かるディスク管理の重要性。いい教訓になった。

HDDクラッシュ2

 非情に時間と手間はかかったが無事画像データの退避は完了。

 いくつか完全にぶっ壊れた画像データが手の施しようのない状態になってしまったのは残念だが、完全にHDDの読み込みが出来なくなる一歩手前の崖っぷちで何とかレスキューできたのは幸運だった。ただ、セーブデータやModデータは諦めるしかないだろう。フォルダ階層を進んでいくごとに次のファイルを開くまでの時間が長くなっていく。どうせなら綺麗に消してしまいたいとアンインストールできるアプリは可能な限り消して、プログラムのリストやレジストリにゴミを残したくなかったが、大量のSteamクライアントとそれに連結されたゲームプログラムは完全に手遅れ。セーブデータも退避させたかったけど保存場所を探すだけでも一苦労なので諦めた。M&B Warbandの続きのプレイ日記とかHitman2のことや、その他さまざまなここで挙げていた”やり掛けの”ゲームについての話は一度打ち切りになります。全てのゲームのセーブデータがSteamサーバー上に保管されてればよかったのに!

HDDクラッシュ

 PC起動後、動作がおかしいと思っていたらどうやらHDDがクラッシュしたらしい。壊れたのは、ゲームデータばかりをインストールしていた1TBのWestern Digitalで、4年くらい前から使い続けていたものだ。実はHDDがクラッシュするのはこれが初めてなので、今のところクラッシュの実感はない。むしろクラッシュとは無縁で、クラッシュをやたら注意喚起する人を見るにつけ、自然災害みたいなものだろうと高を括っていた感がある。何よりクラッシュした実物が、趣味の、ゲームのデータばかり詰め込んでいたドライブということもあって残念だったという気持ち以上に何かを感じられなかった。HDD Smart Analyzerというツールで状態を調べてみると不良セクタがものすごい数値に増加しており、至るところでステータスの読み込み不可が起こっている。なんだかスゴイ。

 ところがどんなデータが入っていたっけ、と記憶の中を探ると色々なゲームのインストールデータに加えて、大量のスクリーンショットがあったような……。オフラインゲームのSSはともかく、昔のMMOG、それもサービス終了したゲームのスクリーンショット等もあったはず。おぉおぅ……コイツは何だかヤバイかもしれない。オフゲーはともかくオンライン系のゲームは色々な意味でこの世に同じ画像が二枚と存在しないからな。そういう意味では非情に危機迫った状態と言って構わないが、肝心のドライブのほうはろくすっぽ読み込めず、逆にPC自体をフリーズさせてしまう始末。この状態でPC再起動を繰り返すと、さらに確実な死へのカウントダウンとなってしまうので、それだけは避けねばならない。どうしたものか。

①ハンサムのハーミットくんは別のHDDにSSフォルダごとコピーしている
②圧縮ファイルにして自鯖にうpしている
③取り戻せない。現実は非情である

 ここは是非とも①であってほしかったが。縋る思いでFTPを開いてみたが②も。

 何とかできないか、Final Dataを使えばこんなことに頭を悩まさず、ハピーになれると思うけどこんなことであの糞高いソフトを買わされるのは屈辱的だ。死んだドライブどうにかなんねーかなーとクリックしていると、何やらアクセス不可な部分と出来る部分に分かれているらしい。思いつきで、Screen Shotの保存フォルダをそのままコピーして別HDDに送り込んでみたところ、たった20MB程度の画像データに2時間なんて馬鹿みたいな完了予定時間が表示されるが、コピー自体は可能なようだ。駄目元でそのまま画像データの詰まったファイルをコピーしてみたところ、移転先のHDDに移されたjpgデータは問題なく開ける、閲覧できる。とりあえず古いMMOGの画像データだけでも退避できればセーブデータはどうなろうが……、いや、よく考えたらセーブデータは良くてもModが惜しい。しかしそこまで欲張るなら最初からファイナルデータすればいいわけで、うぐぐ。