ルンバ バッテリー交換

 数週間前から帰宅すると部屋の床に小さなゴミが目立ち始めた。

 私の部屋は平日は月曜から金曜まで毎日定時スケジュールでルンバが掃除しているはずなのだが、当初は掃除が行き届いていないことを不思議に思っていても、ルンバの移動掃除コースはランダムなので一日や二日見落とされるルートやポイントがあるのは仕方ないと割り切っていた。それから数日、帰宅してから部屋の床のゴミをチェックしてみると、どうもきちんと掃除できてないという考えに至る。

なぜならルンバのダストボックスを開いてみてもゴミが全く吸い込まれていなかったのだ。
これ全然掃除してないじゃん……。

 それからダストボックス、センサー、外装全体をお手入れして、ルンバのデータの初期化を行ってみたが、ドック行きランプは止まらないのでバッテリーが寿命だと考えた。あとになって思えばこれが早とちりだった。

 私はさっそくネットでルンバのバッテリー交換の方法を調べて、Amazonで社外品の交換バッテリーを注文した。兵は拙速を尊ぶという。疾風迅雷の速度で価格調査し購入ボタンをポチった。

注文した翌日、なぜかルンバがまともに動くようになっていた。

なぜだ。
一度再充電したときにはウンともスンとも言わない状態だったのに。
そして到着する交換バッテリー。4400円は地味に痛い。

 落ち着いて考えてみよう。このルンバは購入して1年半に当たる。X-lifeバッテリーの公式寿命は3年だが、私の場合週5日で年240回も稼動させ続けているのでかなりハードに使っている方だと自認している。そろそろバッテリーが寿命を迎えてもおかしくない。そう考えるとあと半年ほど漬物石になるが、遠からずこの交換バッテリーにもお役目が回ってくるかもしれない。逆に考えるといつでも故障バッチコイってわけだ。

ポジティブに考えでもしないとやってられるか。

2017.7.28追記
復活して以来フル充電までに5、6時間も掛かるようになった。
これはやっぱりダメかもしれない。

Persona Super

 アメリカ製のPersonaです。

 Amazon日本国内でも100枚入り3900円で取り扱っているので入手は比較的簡単と言えます。Personaの替え刃はアメリカ製とイスラエル製があると言われています。アメリカ本国含めて取扱量の多いPersonaは入手性などから広く使われており、ほとんどポジティブな意見が多く特にイスラエル製のPersonaは熱心な信者がいるほどです。

 今回のPersona Superはアメリカ製ですがクオリティは及第点は満たしていました。特筆すべきはその耐久性の高さです。普通は最初は高い満足度の刃でも使っていくうちに徐々に剃り味やひりつきが増してくるのですがそれがほとんどありません。

フェザーのように最初から抜群に切れるわけではありません。
ジレットのように剃り残しがないというわけでもありません。
シャークのようにひりつき感がないとは言いません。
でも最初の感覚から10回目の感覚までにどこかでガクンと下がるわけではないのです。

 最初から最後まで味が落ちない。これは好きな人は好きな替え刃だろうなと思いました。欠点は値段が高いというところでしょうか。Lord社の主要製品と比較すると二倍の差があります。

価格(100枚単価)
14GBP
入手性
4
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
3
3
3
4
3
2回目
3
3
3
4
3
3回目
3
3
3
4
3
4回目
3
3
3
4
4
5回目
3
3
3
4
3
6回目
3
3
3
4
3
7回目
2
2
3
3
3
8回目
2
2
2
3
2
9回目
2
1
2
2
1
10回目
1
1
1
2
1
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない

BIG BEN

 エジプトのLord Internationalの販売している両刃替え刃の一つのBIG BENを試してみました。

 この替え刃は海外の小売店での取り扱いが多いらしく、ちょっと調べればすぐに多くの人が使用感についてコメントしているのを発見できます。アジア人と西洋人で毛の質が違うので一概には言えませんがかねがね好評を博しているようです。が、そこそこ期待しながら試してみたところどうも相性がよろしくありません。剃り上がりのヒリつき感といい、やたらと鋭い切れ味といい……これTreetだ!と確信しました。

ああ……駄目な奴じゃん。

 もし使うとすれば3回が限度です。正直それより先は剃り上がりのヒリつきが酷いので使用に堪えません。値段的にも3回交換でどんどん使い捨てていけというスタイルなんでしょう。しかしこの価格帯ならもうちょっと上乗せすればLordシリーズが射程圏内に収まるため積極的にこの刃と選ぶ理由にはなりえないかなと思います。また1GBP(=約150円)ほど追加すればShark Super Stainlessを買えるというのも厳しい条件になります。たった150円で肌当たりがグンと優しくなるのなら、誰が好んでこんなに痛みのある替え刃を選ぶのか。5~10GBP(=約800円~1500円)程度のゾーンは替え刃業界で一、二を争う競争が厳しい価格帯です。私はこの中からBIG BENを選ぶことはできません。

価格(100枚単価)
6GBP
入手性
3
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
3
3
4
4
4
2回目
3
3
4
4
4
3回目
2
2
3
4
4
4回目
2
1
3
3
3
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない