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つまりそれレイプじゃね?

 相変わらずHellgate漬けです。
 Patch 1.2から課金者用ゾーンであるStoneHengeのThe Wildにボスが追加され、倒すとペットがもらえるようになったらしく、さっそく行ってきました。ペットは自分の近くのCrateを自動的に壊してくれるのと、一定時間ごとにSpectral Missileで敵を自動攻撃してくれるものと、一定時間ごとに自分と周囲のキャラクターのHPを回復してくれる3種類があるそうで、私が手に入れたのは3番目の自動回復君。
 このペットを手に入れるためにはThe WildというParty専用ゾーンを進まなくてはならないのですが、ここは通常と違いフルパーティー用に敵の強さと難易度が調整されているため、生半可な人数で行くと痛い目に合います。そこでプレイヤーたちは考えました。どうやったら楽にコイツが手に入るか。ボスの出現率は25%、さらにドロップ率まであるのでまともにやってると気が遠くなる。彼らは最初にゾーンに入ったキャラクターのレベルと同等に敵のレベルが設定されるシステムを利用(悪用)して、超低レベルキャラクターを連れてきて、残りのメンバーを超高レベルで固めてひたすらGrindしまくるという方法論にたどり着いたわけです。
 私はこういうシステムの悪用について一概には何とも言えないけれど、少なくとも開発段階で”可能性”が考えられた場合、それを考慮してなかった作り手のせいだろうと思うことが多く、特別汚いことだとは考えないタイプの人間です。例えばオンラインゲームのRMTについても、世界中で賛否両論(いや否定のほうが多い気がするけど)あって、個人的にはゲームを著しく破壊しかねない場合を除いて大体(単純レベル上げ等)は認められるべきだと思います。商売が可能ならば商売すればいい、自由商取引主義の現代では認めざる得ないんじゃないかなあと、公共性に反すると言っても所詮ゲームの中の話で一般論は終わりますし、キャラクターレベル上げのための時間をお金で買うくらいの行為はいいんじゃないかと思うところでございます話が脱線閑話休題。
 まぁ、そんなわけでThe Wildの新ボス:通称”Deccy”を探す旅に出かけましたが25%は結構ツライ。4,5回Instanceをリセットして回してようやく一匹出会えたくらいの頻度。運が悪いのか、しかし肝心目的大本命のペットは一発で出たのでオイラはホクホク。しかし、Lv9のDeccyをLv40 Overが総掛かりでタコ殴りにしてもLv40台のボス級以上の堅さを感じた上に、接近するとSummonと石化のDebuffで、こりゃ同レベルでやったらフルパーティでもまともに勝てないんじゃないかと思うほどの強さ。多分Moloch同様、IgniteとPoisonばら撒いてDoTで削り倒すくらいしか方法がないかなあと無い知識で推測。Wake Hallowのボスが全体的にそんな感じなので、ただでさえツライBMはさらにやれることが少なくなる一方。真っ白な名前で雑魚mobと混じってても区別が付かない上に対して強くないNicorだけが僕の心の友です。

Moloch Strikes!

 Blade Masterもシナリオ上のクエストはクリアして、Nightmareいけるようになったので、しばらくNightmareで使い物になるまでレベル上げをしようとStonehengeのエリアで遊んでいます。このエリアは自分のレベルに合わせて敵のレベルが自動的に設定されるので、放っておくとサクサクレベルが上がり、単純にレベル上げるだけなら便利な反面、Uniqueアイテム狙いで出かけると、ドロップシステムの都合上狙ったアイテムを狙うトレハンスタイルが出来ないのが難点。
 とにかく倉庫の四色玉を減らしたいので、四魔貴族を倒してMolochさんへ。これが初Molochさんで楽しみにしてたんですが…、
近距離だと二発で殺され
中距離で様子見てるとFire DoTで秒殺され
遠距離だと砲撃でぶっ殺される
どうあっても死ぬ、パーフェクトお墓製造機。
終いにはパーティ仲間から「お前死ぬだけだから下がってろ」と釘を刺される始末。

ぬるぽ

俺TUEEEEE

 パッチで使えるようになったメール機能を利用して普段Engineerが使わないPot類を一括送付。パッチが当たって皆がFarm用に持ってたOccyのおでき潰し機が無くなったり、EngineerのDroneの装備がまた消えるようになったりと併発した不具合はあるらしいけど、概ね良い方向にゲームが向かっているなぁと実感できるパッチだった。この調子でぜひPatch 2.0まで頑張って早く出してもらいたい。
 また日本語版もこの夏にリリースするらしい。販売元がEAで、当初乗り気だったバンダイナムコは翻訳のみ。サーバーは欧米と同じPing-0が受け持つ仕様になるとのことで、これなら日本語版でわざわざ出さなくても、日本用サーバーを1個用意して日本語化パッチを有料で出せばいいんじゃないかなあと思うのだけど、どうだろう。まぁそれにしても、私は知らなかったんだけど初動が不具合だらけで評価がグダグダになって、それで現状の寂れた状況が出来上がったらしいので、今さら日本語化と聞いてやり始める人は少ないんじゃなかろうか。夏と言えばもうリリースから1年が経とうとしているわけだし、やりたい人はもう海外版でやってるか、ローカライズを待ってた人たちは見切りを付けただろうし、なんだかEQ2と同じ臭いがしてきたぞ。

後より出でて先に立つもの

 なぜかBMの合間の暇潰しに遊びだしたEliteのEngineerが先にゴールイン。
 元々、Pot代がヤバくなってきたBMに主にお財布的意味で危機感を感じ、先週導入されるはずだったパッチで使えるようになるメール機能を使って予備のPotをBMに輸送してあげようと思い立ちキャラクターを作ったんだけど、BMよりEngineerのほうが楽しくてずっと遊んでいるうちにいつの間にか立場が逆転していた。今ではこっちのほうが稼働率高く、恐るべしシューティング脳。
 Normalモードでの経験から、EngineerはBotを盾にサポートbotを自爆させて広範囲・大火力、Beaconで対単体攻撃力を引き上げてDPSゴリ押し作戦がよかろう強かろう、という計画でスキルを取得。あとAbbyを回している際にPartyにいた他EngineerがTactical Stanceを使っているのが珍しく見え、火力大活躍していたそのEngineerを見ている内に、Normalモードプレイ時に全く無視していたTactical Stanceが予想外にやれば出来る子のような気がしてきて1ptだけ振ってみましたが、これとBeaconの組み合わせでかなり本体のDPSが強化されて、Normalモードより敵が硬いEliteモードでもガンガン敵を削れるようになった。後に調べてみると、どうもEngineerの鉄板スキルの一つらしい。まぁ正直全体のスキル数がそれほど多くない上に、その中でも役に立つスキルとなると限られてくるので自然と「これとこれ」というのは挙がってくるんだろうと思う。
 先週、導入が見送られたパッチが今週来るそうなんでそれが楽しみ。BMは、今Engineerの倉庫に30スタック以上あるPotを送って余裕をもって遊び始めてもいいかもしれない、というのがラスト辺りの戦闘で感じたこと。ちょっと囲まれるとBot自爆で強行突破できるEngineerでもキツかった場面もあったし、別名お墓製造機の異名を持つBMならLv差だけでは心細い気がする…。ってどんだけ弱いんだBM

引用感想文

DivXが米国時間3月11日、動画共有サイト「Stage6」を売却せずに閉鎖する決断を下した
理由を明らかにした。DivXの最高財務責任者(CFO)Dan Halvorson氏は、会計年度第4四半期の決算を報告した電話会議の席上で、幹部たちがStage6の閉鎖を決めるに至った理由の1つに「著作権侵害訴訟の可能性」があったと発言した。インターネットビデオ技術を提供するDivXの資料によると、Stage6が閉鎖する数週間前に、多額の賠償を求められる著作権侵害訴訟を防ぐ取り組みが頓挫している。もっとも、Halvorson氏が閉鎖の理由をあえて説明したのは、MySpaceの共同創設者であるBrad Greenspan氏から疑問を投げかけられたからだ。オンラインエンターテインメントネットワークLiveUniverseを運営するHalvorson氏は2月にStage6の買収を試みたが、DivXに買収案をはねつけられたことを受け、DivXとの間にあった経緯を明らかにした。
Greenspan氏は声明で、DivXの幹部たちはStage6を売却せずに閉鎖する選択をすることで株主の利益をないがしろにしていることを示唆した。「DivXは最悪の事態を避けることはできたはずだ。Universal Musicはコンテンツを3000万ドルでライセンス提供するチャンスを与えたのに、これも却下されてしまった」とGreenspan氏の声明には書かれている。この議論からは、ビデオ共有サイトがはらむ財政および法制上のリスクが浮かび上がってくる。
Googleの資金で支えられているYouTubeなら、エンターテインメント業界の大手企業から訴えられても応戦できるだろうが、他社はそうはゆかないのである。DivXの問題が始まった経緯はこうだ。2007年秋、四大レーベルの中でも最大手のUniversalMusic Groupが、Stage6上の著作権侵害コンテンツについて苦言を呈した。Universal Music
からの訴訟を阻止しようと、DivXは先に訴訟に打って出た。DivXは2007年9月、デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act:DMCA)の下では、Stage6がユーザーによる違法な行動の責任を負う必要はないとする裁定を得ようと、Universal Musicを提訴した。しかし、この策略はうまくゆかなかった。裁判所の資料によると、Stage6が閉鎖する3週間前の2月5日、連邦地方判事Judge Dana Sabraw氏はDivXのUniversalに対する訴えを棄却(PDFファイル)した(棄却については、ブロガーのDavis Freeberg氏が最初に報じている)。案の定、DivXがUniversal Musicを提訴したその1カ後、Universal MusicがDivXを訴えた。この著作権侵害訴訟は今も続いている。
DivXがサイトの閉鎖を避けられたかもしれないチャンスが1つだけあった。Universal MusicはDivXに対し、コンテンツを3000万ドルで提供すると申し出た。しかし、この申し出は却下されてしまった。法的な問題以外に、Stage6の運営に「大きくのしかかるコスト」も、閉鎖の一因になったとDivXは述べる。Halvorson氏は電話会議で「以前示したStage6運営コストは的中した。Stage6へのトラフィックのおかげで売り上げをたてることはできたが…サイトの運営を継続するとなると、大きな財務投資が必要になる」と述べた。

 これを読む限りいずれニコニコ動画も同じ運命を辿ることなるんだろうなぁ。現状、ドワンゴは著作権侵害の強いコンテンツを極力分かりやすく見やすい位置に置かないよう努力したり、違法コンテンツ一斉削除で対処しているけれどこの手の問題はイタチゴッコに陥りやすいので素直に解決できそうに思えない。安定した動画配信のための巨大サーバー運営に必要な資金確保にしても結局トラフィックと広告収入で得たお金も大半が維持費に必要になる上に厳密に法が適用されてしまうと、どう考えても現在の情勢では違法コンテンツを野放しにしている動画サイト運営側にも損害賠償がいくから±0で分が悪い。
 著作権問題と言えばP2P関連もそう。近年、色々言われているけれどP2P自体は悪い技術じゃあない。実際、Stage6の閉鎖に伴ってP2PベースのVeohに人気が集まり始めているし、一企業に頼らない集合知・マンパワーでシステムを構築するっていうのは将来的にメリットが大きいと思う。問題なのは各書店で当然のように棚に並んでいるP2Pを広める類の雑誌だったり、違法動画をアップロードする人だったり、またそれを仕事用PCとプライベート用PCとで切り離して運用できない、PCについて危機管理の自己判断もできないPCの素人による個人情報流出だったりするわけで、また一部のプロバイダーも昔は「ADSL定額使い放題で好きなだけファイルがダウンロードできる」なんて宣伝もしてたりした時代もあったわけで、結局誰が悪いというより技術の進歩に人間自身の内面の進歩が追いつかなかったというだけのことなのかもしれない。
 P2Pも締め出し法案の審議が進んでいるし、どうなるんだろうなあ。ダウソ廃人なんかは子鯖に篭るかオフ会でHDD交換の時代に戻るんだろうか。まぁ、現在のダウソ廃人はもう落としたくて落としているというより何か落としてないと夜寝れないっていう依存症に近い人間だから、強制的にP2P廃止されたら逆に真人間に戻れると喜ぶかもしれないがな。あー、ところで近年P2Pでのトラフィック増加にプロバイダーが耐えられなくなり、インターネット回線の追加徴収も視野に入れているそうで、全く通常ユーザーとしては隣の家の火事に巻き込まれたという感じです。ただP2Pを使わなくても動画サイトをヘビーに利用している場合そこでもかなりの回線負荷が掛かっているため、ネットで動画を見ることが増えてきた一般ユーザーの回線使用量が底上げされたこともあってP2P関連の利用者以外でもいずれにせよ長期的には回線が追いつかなくなるのは必須らしくて、確か先月から光回線は総量規制が始まりました。2年前くらいについに光回線を導入したと喜んで報告してきた私の両親が不憫でなりません。そのままADSLなら規制もなく余計な工事費用も掛からなかったというのに…。